2011年6月5日日曜日

エリザベス女王のコーギーと英王室使用人の関係

(Daily Mail記事翻訳)
Teacups will be the least of your problems
By SAM GREENHILL Last updated at 22:00 06 December 2006

宮殿でのティータイムにはコーギーたちも一緒だ。

女王のためにお茶を入れる仕事は魅力的だ。

だが、最近募集されたバッキンガム宮殿のコーヒールーム・アシスタントの職に応募する者には、危険な落とし穴がある。

募集広告では言及されてはいないが、雇われた者は社交性とドッグハンドリングの両方をしっかりと理解する必要があるだろう。

傍らにコーギーを侍らせずに女王がアフタヌーンティーをすることはめったにない。

その5匹の犬──エマ、リネット、モンティ、ホリー、ウィローはしばしば、バキッンガム宮殿の周辺を気ままにうろついているのだ。

エリザベス女王の宮殿でのティータイムにはコーギーも同席。

ここにはまた、4匹のドーギー(コーギーとダックスフントの交配種)と5匹のコッカースパニエルがいる。

王家の使用人は話した。「女王陛下のためにコーヒールームで働くことは、とても快適な仕事に見えます」

「ですがあのコーギーたちは吠える……いえ、噛みますし、扱いにくい犬種です。召使いたちはコーギーたちを嫌っています。彼らはいつも足元をうろちょろしていますし、女王の御元でどんな悪さでもできるのです」

朝方にはトワイニングのイングリッシュブレックファスト、午後にはアールグレイを好む女王は、イギリスの住居のいずれかにいるときはいつも、毎日午後5時に休息をとる。

彼女は手ずから銀のスプーンでコーギーに餌を与えることで知られているが、信頼の厚い使用人に準備を任せている。

王家のコーギーたちは、獣医師に承認された厳格な規定食を与えられている。彼らは、小麦、大麦、ビタミン、プロテイン、大豆、そして“アニマル・マジック”という名のローヤルゼリーを混ぜた缶入り肉を食べている。

コーヒールームのアシスタントは、女王や他の王族のティーブレイクに必要なすべてをアレンジするのが仕事だ。

雇用された者は、バッキンガム宮殿で250人以上の召使いを雇用するハウスホールド・デパートメントのマスターに属することになる。

年収2,903ポンドの職にはまた、ウィンザー城、サンドリンガム宮殿、バルモラル城へ移動して仕事をすることも含まれている。

バッキンガム宮殿は、そのホームページでこの職の求人を掲載している。

同ホームページによると、「採用された者は、王族や彼らのゲストが希望するお茶やコーヒートレイのアレンジ、朝食や他の給仕を担当するチームに加わることになります」とのことだ。


読後の感想:
バッキンガム宮殿にはお茶入れスタッフが大勢いるのだろうけれど、ダイアナ元妃関連で有名なあのポール・バレルさんによると、女王は自分でお茶をいれたりもするらしい。
それにしてもコギ様たち、使用人さんたちに嫌われている? コーギー飼いとしては、特に扱いにくい犬種だとは思わないけれど、でもウチのメスコーギーは利口すぎるせいか、人間の顔色を見て態度を変えたりするようなずる賢いところはある。オスの方は根っから陽気で単純だから扱いやすいけれど。