2011年5月31日火曜日

飼い犬を首つりで殺害。Facebookに投稿した少年

'I've killed my dog, ha ha': Sadistic teenager hangs pet... and posts pictures on Facebook
By DAILY MAIL REPORTER Last updated at 4:38 PM on 30th May 2011
WARNING GRAPHIC CONTENT
※悲惨な写真を掲載していますので、閲覧はご自身の判断でお願いします。


病的な17歳の少年が首つりにした彼のペットの犬を撮影し、その写真をフェイスブックに投稿した。そこで彼は「犬を殺したんだ、ハハハ」と語っていた。

その写真は、もがき苦しんでいる無力な犬が物干し綱に吊るされ揺れている傍らで、(この少年)カミル・ヒリックが笑っているというものだ。

恐怖した他のフェイスブックユーザーたちが警察に通報した後、スロバキアのポプラド在住のヒリックは逮捕された。「で、なんだってんだ? ただの犬なんだぜ。俺は楽しみたかっただけだ」と、検察官に話した。




警察の広報官は述べた。「何がこの少年にそうさせたのか、私たちにはわからない。だが私たちは、精神医学レポートを実施するだろう」

他のショッキングな動物虐待に、先週マルタで犬が生き埋めにされた例がある。この雑種犬はBirzebbuga市付近で、別件の調査中だった動物福祉係官に偶然発見された。

後に救助者によってスターと名付けられたその犬は、木の板の下からのキュンキュンという鳴き声を聞いた係官によって、泥の中に埋められていたところを発見されたのだ。




板の上には木の切り株が重しとして置かれていた。(救助された)スターは鼻の所まで泥に埋められていて、頭を40回撃たれていた。

彼女の四肢は一まとめに縛られていて、繰り返し小弾丸で撃たれていたのだ。

セントラル・マルタのTa' Qali病院での頭から40発の小弾丸を除去する手術で、スターは奇跡的に生き延びた。


読後の感想:
特に倫理観や道徳心の強い人間でなくても、 “ごく普通の人間の心”を持っている者なら誰でも、この動物虐待事件には胸を痛ませるに違いない。この救い難く暗い記事の中で、40発撃たれて生き埋めにされてもなお生き延びたスターの記述が唯一の救い。

USA Todayに掲載された、過酷な虐待を生き延びたスターの写真。

でもこの写真のスターの目、人間への不信感と失望に満ちているような気がする。この犬の体の傷もさることながら、心の痛手も深いはず。マルタの動物福祉局によると、スターの里親希望者が20人ほどいるらしいけれど、新しい良い飼い主に引き取られても、この犬のトラウマは簡単には癒えないと思う。
それにしても、マルタはナポレオンがらみで憧れの土地なのに……。人でなし動物虐待者のせいで、地中海に浮かぶこの美しい島国のイメージが汚されてしまったような気がするのも悲しい。

2011年5月30日月曜日

コーギー救助に消防隊員50人出動。怒る住民

Daily Mail記事翻訳)
Barking mad! 50 rescuers spend four hours saving a DOG stranded in middle of frozen lake  By DAILY MAIL REPORTER Last updated at 4:37 AM on 15th April 2011

彼らが連絡を受けた時、国、地元、そして連邦機関から救助者たちが集合した。ヴァーモント州の凍ったシャンプラン湖の湖畔に50人の精鋭緊急救助員が集合したが、彼らは湖にはまったスケーターを救助しようとしたのではなく、パンダという名前のカーディガン・ウェルシュ・コーギー救助のために集まったのだ。


現在所轄消防署は、8歳の犬の救助のために大勢の人員を出したことについての批判に直面している。

アルバーグのグース・ポイントでこの犬の飼い主のヘレン・スタートがパンダを散歩に連れ出した時、彼女はリードを壊して逃走し、土曜日の午後の劇的な救出劇が始まった。

パンダは部分的に凍りついた湖を横切って7マイル逃走したが、湖の中央に到着した時、彼女はそこから身動きが出来なくなっていた。そして飼い主のヘレンは消防署に連絡したのだ。

スタートさんは語った。「小型望遠鏡がなければパンダの姿が見えなくて、氷の上のただの”点”状態だったのよ。最初に現場に来た救助員たちは、腹這いで湖を渡ろうとしたわ。でも彼らは、氷を割り続けただけだったの」



消防署チーフのマイケル・マードックはWCAXに語った。「大変な作業だった。恐らく氷の状態はこれまでで最悪だった。這っても腹這いで進んでも、私たちはたちは氷を砕くだけだった。結局彼らはゴムボートに変更し、何とかパンダまでたどり着いたんだ」

だが彼らがパンダに近づくと、犬の周囲の氷が完全に壊れ、彼女は凍るように冷たい水の中に沈んだ。マードック氏が最初にパンダにたどり着いた。「最初私は懐疑的だったが、決心したんだ。私は犬を水中から救出すると、彼女を胸に抱きしめつつ少し休息した」と、彼は述べた。


だがこの時点で、救助員たちには湖畔へ引き返す余力がなくなっていた。そして、彼らもまた氷上で座礁して応援を呼ぶことになった。

ボートに滑車を装備した消防署員たち(今度は連邦機関、地元、そして州機関からの救助員たちが、湖畔にずらりと勢揃いした。パンダと座礁した救助員たちを引くために、手に手にロープを手渡して湖畔まで無事に手繰り寄せたのだ。



マードック氏は述べた。「1匹のペットのために大勢の救助隊員が出動した。だが忘れてはならないことは、救助員たちはペットのためではなく、座礁した仲間のために出動したということなのだ」

もし救助訓練を受けた救助隊員がパンダを救出しなければ、見物人が自ら犬を助けようとして命を危険に晒すかもしれないと懸念したのだと、マードック氏は弁明した。

最初に駆けつけた救助員のひとりが健康チェックのために入院したが、負傷した者はいなかった。


この”大冒険”後のパンダの状態は良好だと、スタートさんは話した。パンダは肉球に氷による切り傷を負い、鎮痛剤と抗生物質による治療を受けているという。


読後の感想:
「マードックさんと消防隊員さん、本当にご苦労様でした」と言わずにはいられない。
コーギーが救出されたことは喜ばしいけれど、仮に私がマードックさんの家族で、彼がこの救助活動のためにひどく負傷したり死亡したとしたら、私は間違いなくこの飼い主を恨むだろうし……この記事に関して私はこれ以上何とも言えないな。

2011年5月29日日曜日

韓国生まれの1,200万円の子犬

Clone me: Booger's back, times five
In pictures: The cloned pet dogs The Guardian, Wednesday 6 August 2008


死亡した愛犬のピットブルのクローンである5匹の子犬を受け取ったアメリカ人女性は、世界で初の犬の商業クローンに成功したと述べている韓国の会社の初の顧客となった。

バーナン・マッキニーさんの犬のブージャーは、2005年に世界初のクローン犬(スナッピーという名前のオスのアフガンハウンド)を生み出した、ソウル国立大学の科学者たちとの協力によるクローンによって先週生まれたのだと、ソウルにあるRNLバイオ社は述べた。

「奇跡だわ!」報告によると、クローンされたブージャーを見た時マッキニーさんは叫んだという。彼女は自分の姓名とクローンを行った韓国の科学者たちの名前にちなんで、5匹のクローン子犬たちをブージャー・マッキニー、ブージャー・リー、ブージャー・ラ、ブージャー・ホン、ブージャー・パクと名付ける予定だ。

死亡した愛犬ピットブルのクローン犬とバーナン・マッキニーさん、韓国にて。


この科学者たちは、幹細胞のクローン成功が偽りだったことが2005年に明らかになり、その名を落とした科学者ファン・ウソク氏の元同僚のリ・ビョンチャン氏に率いられたチームである。しかし、独立の第3者による試験によって、この犬のクローンは真実であると確認された。リー氏のチームは、約30匹の犬と5匹の狼のクローンを生み出した。

マッキニーさんは愛犬のボージャーが20064月にガンで死亡した後、リー氏に接触した。科学者たちは3月に凍らせた犬の細胞をソウルに運び、5月終わりに本格的なクローンを開始する前に、この細胞を育てた。RNLバイオ社によると、同社は犬のクローンに150,000米ドルの料金を課しているが、マッキニーさんは初の顧客なので、彼女からは50,000ドルのみを受領する予定だ。

科学者のラ氏は、最終的に彼の会社は年間300匹の犬のクローンを目標に据えており、そして、中東の顧客のためにラクダのクローンにも視野を向けていると述べた。

脚本家のマッキニーさん(57)は、他に5匹の犬と3匹の馬とともにカリフォルニアの自宅で暮らしている。彼女が他の犬に襲われた時、(オリジナルの)ブージャーは自分よりも3倍体格の大きなこの犬から彼女の命を守ったので、彼女は特にブージャーに愛着を持っていた。この襲撃の結果、彼女は左腕を切断し、その後腕の復元手術をしたのだ。


読後の感想:
最初、とある海外サイトでこの犬のクローン記事を読んだ時、 ペットのクローンという内容に興味を引かれはしたものの、“元ミスコン優勝者の中年女性が、溺愛していた愛犬のクローンをどこかで作ってもらった”みたいな、犬のクローンだけを強調するようないい加減っぽい記事だったのでスルーしていた。でも、その後ガーディアンでまともな記事を見つけたのでさっそく掲載した。
ピットブルのブージャーくん、自分よりもずっと大きな犬からご主人を守ったんだぁ。こんなエピソードがあるなら、クローンを望むほどこの犬にこだわる飼い主さんの気持ちもわかるような気がする。でも私なら、いくらお金があってもしないけれど。

純血犬のための出会い系サイト

(Sky News記事翻訳)
Puppy Love: Dating Site For Pedigree Dogs


犬のための“出会い系サイト”がケンネルクラブによって開始された。これは、血統の明らかな子犬たちの健康を確かにし、遺伝的な問題から解放するための試みだ。

犬の生活の総合的改善、そして純血犬のブリーダーたちを繋ぐことが最優先事項であるケンネルクラブが、この出会い系サイトのメイト・セレクトを生み出した。

この試みは、非常に狭い選択肢内や近親内での交配によって引き起こされる遺伝的な問題を解消することが目的である。

人間は可愛い外見の犬、さらに健康な犬を飼いたいと思うものだろう。

犬はペットとしてよりも仕事のために交配されてきたが、過去100年間の社会の変化で人々がペットやコンパニオンを望むようになり、血統のはっきりした犬や純血種を望む飼い主は、彼らが見つけることができる最大限に美しい動物を欲しがる。

だが、美しい外見は高くつく。近親交配や過剰繁殖の犬は、例えばパグならば時として呼吸器の問題を持ち、ジャーマンシェパードやレトリーバーは関節に問題を持つ傾向があり、ダルメシアンはしばしば聴覚に問題を持つ。


乱繁殖されたパグは呼吸器に問題を持つ可能性がある。

ダルメシアンは聴覚に問題を持つことがある。

ケンネルクラブはこの“犬の出会いサイト”によって、これらの問題が少なくなることを望んでいるのだ。

「メイト・セレクトは、純血犬たちの将来の健康を守ることでブリーダーや子犬のバイヤーを助ける試みなのです」と、ケンネルクラブの広報担当者はスカイニュースに語った。


「このサイトでブリーダーは、ケンネルクラブに登録された犬同士の仮の交配を行うことができます。そしてその交配が、ブリーダーが扱っている犬種の遺伝的多様性にどのような影響を与えるか(例えば、長期的な健康や生存能力など)という予測を可能にするのです」

「この出会いサービスは、純血犬の将来を守るためのものなのです」

「さらにこのサービスは、バイヤーが購入する子犬の両親の健康検査の結果を見つけることができるのです」と、広報担当者は述べた。

「これは、人々が違法なブリーダーの手に落ちるのを止めるのに役立つでしょうし、ケンネルクラブに登録されたいかなる犬の情報もこの出会いサイトに掲載されるので、非常に透明性があるのです」

「明らかに必要性はあるのですが、ブリーダーやバイヤー向けのこの種のサービスは他にありません。このサービスが子犬と純血種の犬の健康に大きな違いをもたらすと、私たちは確信しています」


読後の感想:
真面目な内容なのに、英文記事のタイトルが”純血犬のデートサイト”なんて釣りすぎ。でも、人目を引くために大げさだったり釣りっぽいタイトルをつけてしまう書き手の気持ちが、最近ブログを始めた自分にもなんとなくわかるようになってしまった……。


※当記事はURLがあまりに長いので、リンクは下に掲載します。↓
http://news.sky.com/skynews/Home/UK-News/Kennel-Club-Launches-Dog-Dating-Website-For-Breeders-To-Try-To-Keep-Genetic-Problems-At-Bay/Article/201105416000030?lpos=UK_News_Third_UK_News_Article_Teaser_Region__0&lid=ARTICLE_16000030_Kennel_Club_Launches_Dog_Dating_Website_For_Breeders_To_Try_To_Keep_Genetic_Problems_At_Bay

2011年5月28日土曜日

愛犬死亡。女優の元妻を慰めるブラッド・ピット

Brad Pitt `supports Jennifer Aniston after dog`s death`
By Frances Kindon May 27, 2011, 7:16 GMT

報告によるとブラッド・ピットさんは、愛犬の死で痛手を受けた元妻のジェニファー・アニストンさんを慰めているという。

映画ミスター&ミス・スミスの撮影中に、彼の現在のパートナーであるアンジェリーナ・ジョリーさんとの仲が騒がれた2005年、ジェニファーさんはブラットさんと離婚した。彼女は元夫のブラッドさんに、15歳の愛犬ノーマン(コーギーとテリアのミックス犬)の死を知らせる連絡をしたという。

映画カンフー・パンダ2の封切り日に、ロサンゼルスのチャイニーズ・シアターにて。


ノーマンが死亡してジェニファーさんがブラッドさんにメールを送った時、彼は涙を流したと情報筋はナウ・マガジンに語った。

ノーマンは2人の結婚期間の間ずっと共に過ごし、ブラッドさんはノーマンを可愛がっていた。

彼はジェニファーさんが悲しみに暮れていると思ったので、彼女に連絡したのだ。

「彼は他の子犬を彼女に贈りたがっているのですが、気が済むまで彼女がノーマンの死を悼めるように、それまで待ちたいと思っているのです」と、消息筋は語った。

ブラッドさんはジェニファーさんを元気づけるために、フランスにある彼のブドウ園製のケース入りヴィンテージワインを彼女に贈ることもした。

読後の感想:
ブラッド・ピットさんってカッコイイ? そりゃ、世界的イケメン認定人物なんだろうけれど、海外の王族や政治家とかにはそれなりに興味があっても、芸能人には興味のない私には豚に真珠というカンジ。ピットさん、元奥サマに贈る新しい子犬も是非コーギーの血が入ったコを。コーギーの陽気さと元気さが、ジェニファーさんの痛手を癒してくれるハズ。
関係ないけれど、ブドウ園……憧れだなぁ。昔から“vineyard(ブドウ酒用のブドウ畑)”という単語を見るとウットリしてしまう。

※ジェニファー・アニストンさんの愛犬の死亡記事は”コーギーとテリアのミックス犬。ハリウッド女優の愛犬死亡”からどうぞ。

ロックスターはポメラニアン飼育禁止

Ozzy Osbourne and his pomeranians


「私は犬の糞の始末などしないよ。ロックスターだからね」と言ったオジーオズボーンさんは、ミニーとピピという2匹のポメラニアンを飼っている。


この犬種は「攻撃的でよく吠える」と言われている。この犬種は脱臼と骨折をしやすいので、飛んだり跳ねたりさせてはいけないと飼い主は注意される。


読後の感想:
あの悪魔っぽいキャラで売ったロックの帝王オジーオズボーンさんが、わんこの中でも特に愛らしいポメラニアンの飼い主さんとは! 彼が抱いているポメ(ミニー)がゴージャスで可愛かったので掲載。
ところで、ポメラニアンが骨折しやすいというのは本当みたい。実際、ご近所さんのポメもちょっとしたことで骨折したことがあるらしい。

コーギーとテリアのミックス犬。ハリウッド女優の愛犬死亡

They say all dogs go to heaven.  PHOTOS: Hollywood's pampered pooches

ハリウッドの有名な愛犬家ジェニファー・アニストンさんが、愛する犬のノーマンを亡くした。アニストンさんのコーギーとテリアのミックス犬が数週間前に死亡したことを、彼女の代理人が当誌に明らかにした。

ジェニファー・アニストンさんの愛犬、コーギーとテリアのミックス犬。

犬を中心とした2008年の彼女の映画“マーリーと私”の宣伝促進の折、アニストンさん(42)はサン誌に語った。「男の人はね、来ては通り過ぎて行くから、犬との関係のようにはいかないわ」

「いつか遠くないうちに、犬にさよならを言わなければならない日がくるわ。とても悲しいことよ。本当に、悲しいわ。でも彼らの愛は“無条件な愛”で、私はそれが愛おしいの」

アニストンさんは他の犬も飼っている。ドリーという名前の、白いジャーマンシェパードのミックス犬だ。

読後の感想:
私は現実の犬話は大好きだけれど、創作物にはあまり興味がないので、この女優さんの犬映画のことはわからない。でも、コーギーとテリアのミックス犬の写真が可愛らしかったので掲載。このコ、今頃は虹の橋にいるのかな?
ミックス犬は海外でも人気。両親犬の良い形質のみを受け継いだミックス犬には素敵なコが多いのは事実。でも、エリザベス女王のコーギー+ダックスのように、しっかりした管理下で繁殖されるミックス犬はいいけれど、小型のメス犬の出産限界を超えた大きな子犬が産まれる可能性がある、小型犬のメス+大きめなオス犬の交配は問題外。

オバマ大統領と愛犬、ホワイトハウスの廊下で運動会

Obamas' new dog takes up post
First Pooch arrives at the White HouseNext

オバマ一家がホワイトハウスに”ファーストドッグ”を迎えた。ボーという名前の黒と白のポ-チュギーズ・ウォータードッグだ。

この子犬の名前は、ワシントンで最大の謎のひとつだった。そして子犬の到着によって、数か月にわたる憶測に終止符が打たれた。

ホワイトハウスでの数週間前の初対面の時、ボーはファーストファミリーを魅了したとワシントンポストは伝えている。


この6ヵ月の子犬はバラク一家の娘マリアさんとサラさんへの贈り物である。彼女たちの父の困難な選挙戦に協力したためのご褒美なのだ。

ウォータードッグは毛が抜けないので、アレルギーのマリアさんに理想的な犬だという。


読後の感想:
なるべく国内報道されていない犬記事をメインに紹介する当ブログで、日本でも有名なオバマ大統領一家の愛犬の記事を掲載する意味はあまりない。でも、ホワイトハウスで愛犬と走る彼の写真がとても素敵だったので掲載。
ところでオバマさん、「廊下は走るな」って小学校で習わなかった?

2011年5月27日金曜日

ペット虐待飼い主に10年間飼育禁止と執行猶予

Ardersier dog neglect woman given 10-year pet ban
17 May 2011 Last updated at 08:55 GMT

飼い犬への適切な餌やりと世話を怠った罪を認めた後、飼い主の女性は動物を飼うことを今後10年間禁じられた。

(この女性)マラナ・ウパルはさらに、(スコットランドの)インヴァネスの法廷で12か月間の執行猶予となった。

飼い主の虐待によりやせ衰えたパディ。現在は回復した。


彼女のチャイニーズクレステッド・パウダーパフのパディは苦痛と病気から保護されていなかったと、スコットランドのSPCA(動物愛護協会)は述べた。

この慈善団体によると、このやせ衰えた8歳の犬は完全に回復して新たな家を得た。

パディは劣悪な状態で生きていたのを発見されたと、慈善団体のアンディ・ブラウン上級調査員は話した。

「ありがたいことにパディは完全に回復し、私たちは彼にあたたかい新しい家を見つけたのだ」と彼は述べた。「パディはひどくやつれていた。伸び放題の爪、ひどいもつれのために毛を短く刈られ、尿まみれだった」


読後の感想:
隣の芝生は青く見えるものなのかもしれないけれど、「欧米のペットの飼い主たちは総じて質が高く、彼らのペットたちもまた素晴らしく躾られている」と言う人が時折いる。でも、欧米にも普通にひどい飼い主はいるし、ひどいペットミルもあるし、当然ペットの虐待もある。

ナチスが行った常軌を逸した犬の実験

Howl Hitler: Nazis tried to teach dogs to talk and read ? and claimed one could even discuss religion, incredible new book claims
By DAILY MAIL REPORTER
Last updated at 11:30 AM on 25th May 2011


もし連合軍がドイツの国土に侵入した場合には、毒入りソーセージによる彼らの殺害をナチスが計画していたことが、ほんのひと月前に明らかになった。

この計画と同様にありそうもない兵器が明らかになった──しゃべる犬である。

(当時の)ドイツ人は、犬は人間とほぼ同様に利口だと考えていた。そして、話す・読む・書く訓練を犬に施すことを試みたのだと、大学の研究者は述べた。ナチスは人間と犬の間のテレパシー実験も行った。

ヒトラーと愛犬のブロンディ。彼は自殺の寸前にこの犬を殺した。

ナチスが行った、人間と犬の間のテレパシー実験。

愛犬家で知られたヒトラーは、動物がSS隊員と意思疎通ができるようになることを望んでいた。そして、犬がしゃべれるように訓練する特別な学校の創設を援助した。

ナチスは“教養のある”犬たちをドイツ中から募集し、彼らがその脚を利用してコツコツという信号を出せるように訓練した。

人間の声を真似ることができた犬もいたというが、その中の1匹は“ヒトラーは何者か”という問いに対して、はっきりと“Mein Fuhrer(我が総統)”と話したという。詩を書いた犬もいたといわれている。

女性と話す訓練学校の犬。ナチスは戦争利用目的で犬を訓練した。

ドイツ人は戦争目的で犬を利用する考えだった。例えば、SS隊員の傍らで働かせたり、強制収容所を警備させたりなどだ。

これらの実験は、研究者のジャン・バンドソン氏による“ユーニークで驚くべき歴史上の犬たち”についての調査である。

カーディフ大学のバンドソン博士は、常軌を逸したナチスのアイディアについて説明するために、世に知られていない刊行物を探しにベルリンを訪れた。ヒトラー自身は、ブロンディとベラという2匹のジャーマンシェパードを飼っていた。1945年に自殺を図る寸前にヒトラーはブロンディを殺害した。

犬の訓練学校はTier-Sprechschule ASRAと呼ばれ、ハノーバー近くにあった。女校長のMargarethe ・シュミットに率いられたこの学校は1930年に創設され、戦争の間ずっと存在した。

ナチスドイツの犬の訓練学校の犬たち。

訓練学校のダックスフント(左)とエアデールテリア(右)。

エアデールテリアのロルフは肉球で机を叩くことで“しゃべれた”と言われている。アルファベットの各文字に対して叩く数が決められていた。この犬は宗教について考え・外国語を学び・詩を書き、そして、「君は尻尾を振ることができるかい?」と、学校を訪れた貴族女性にたずねたりしたという。

この愛国犬は、フランス人が嫌いなのでドイツ軍への入隊すら希望した。

Kurwenalという名前のダックスフントは、各アルファベットに対応した吠え声の数を利用して話したと言われている。この犬は伝記作家に、自分はヒンデンブルクに投票すると語ったという。

そしてドンという名前のジャーマンポインターは、人間の声を真似て「お腹が空いた! ケーキをくれ」と吠えたそうだ。

「戦争時のドイツでは、人間と犬の間の意思疎通に関する非常に奇妙な実験が行われていたのです」と、ハドソン博士は語った。

先月、機密扱いから外されたイギリスの文書には、もし連合軍がドイツに侵入した場合には、毒入りソーセージ・チョコレート・コーヒーを彼らの目に留まる場所に置いておくという、ナチスの計画が記されていた。

 犬と一緒に写真撮影。右側が若い時代のヒトラー。

読後の感想:
私は歴史上の戦争──例えば、アレクサンドロス大王やハンニバルやナポレオンなどのスゴイ戦略家たちの戦術・戦略を詳細に分析した読み物が大好物。でもそれはネポレオン戦争まで。だからWWⅡにはまったく興味がないけれど、さすがにナチスがイロイロ妙な実験を行っていたという話は聞いたことがある。でも、犬関連のトンデモ実験については初耳だった。
ところで、当記事に登場するカーディフ大学はイギリス王家のコーギーの研究もしていた。こちらのニュースは来月掲載予定。

2011年5月26日木曜日

津波を免れた秋田犬のイスラエル人里親

Japanese Akita Dog Evacuates Tsunami-stricken Area for Israel
NTD News, Tel Aviv, Israel 2011-05-23 04:30  
Reporter:Betty Faiberg  Photographer:Michael Ash

メディタレニアン(地中海)・ウィナー・ドッグショーが最近(イスラエルの)テルアビブで開催され、観客はあらゆる種類の犬たちを楽しむ機会を得た。

この競技会の参加犬は、態度・毛並み・体型・均整、その他の多くを審査される。

大勢の参加犬の中に、マイヒメという5カ月の秋田犬がいた。

津波を免れてイスラエルに渡った秋田犬のマイヒメが現地で競技会に出場。

マイヒメをはじめ、多くの犬たちが参加するイスラエルの競技会。


競技会で勝つことはできなかったが、彼女にまつわる物語は興味深い。

愛犬家のヨッシ・ロスチャイルドさんは数回日本を訪れた。そこで彼は地元の言葉を学び始め、そして犬を世話している地元住民と知り合いになった。

日本の悲劇的な津波が、ヨッシさんをマイヒメの養護者にさせた。

秋田犬のマイヒメを引き取ったイスラエルのヨッシさん。

電話の不通、そして津波後の混乱のために、ヨッシさんがマイヒメを世話していた日本の一家に接触するまでに数日を要した。

(そして)日本からマイヒメが到着した。マイヒメは津波が押し寄せる1時間前に仙台市から出発したので難を免れたのだ。宮城県の北東に位置する秋田県での競技会に参加するために被災地にいなかったため、マイヒメとその飼い主一家はとても幸運だった。

日本を発って以来、マイヒメはヨッシさんの保護下で訓練をしている。

競技に勝ことはできなかったものの、マイヒメはその精神の強さを示した。

マイヒメの姉妹犬がブリーダーとともに日本に残らなければならなかったことを、ヨッシさんは残念に思っている。だが、姉妹犬もブリーダーも無事だ。

今回の競技では勝てなかったが、将来が楽しみな秋田犬マイヒメ。


読後の感想:
Mai Hime(マイヒメ)って舞姫かな? メスの秋田犬いいなぁ。上手に育てることができたら、かけがいのないパートナーになりそう。犬友達が話していたけれど、「大きな犬じゃないと“相棒”という気がしないから大型犬を選んだ」のだそう。なんとなく、わかるようなわからないような。私が大型犬を飼いたいと思ったのは”憧れ”から。

2011年5月25日水曜日

写真で見る海外人気犬種ベスト10

America's Top 10 Most Popular Dogs

どの犬種が最も人気なのか。アメリカンケンネルクラブは毎年、登録データを元にした人気犬種ベスト10を発表する。

これは、2008年度のアメリカンケンネルクラブの人気犬種ベスト10である。



ベスト10:シーズー
体重916ポンド。シーズーは“ライオン”を意味する。



ベスト9: プードル
スタンダード・ミニチュア・トイ、3種類のサイズがある唯一の犬種。プードルはその賢さとカラーの豊富さで知られた犬種。



ベスト8: ブルドッグ
その穏やかで保護的な気質が、ブルドッグを人気犬種にしている理由のひとつである。




ベスト7: ダックスフント
短い脚と長い胴が特徴。この犬種は鋭い嗅覚を持つ。サイズはミニチュアとスタンダードがある。



ベスト6: ボクサー
ボクサーは素晴らしいコンパニオンドッグだ。子供とも上手くやれるし盲導犬にも適している。



ベスト5: ビーグル
最も有名なビーグル犬のひとつがスヌーピーだ。この犬種はその楽しい気質で有名で、狩猟能力にも秀でている。



ベスト4: ゴールデンレトリーバー
平均サイズは55から75ポンド。この穏やかで好ましい犬種は黄金色の毛を持っている。




ベスト3: ジャーマンシェパード
非常に頼りになる犬種。ジャーマンシェパードは家族向けかまたは、警察・警備・軍隊向きの犬だ。



ベスト2: ヨークシャーテリア
ヨーキーとしても知られている。この小さなトイドッグはロングコートを持つ活力的な犬だ。




ベスト1: ラブラドールレトリーバー
ラブラドールレトリーバーは穏やかで家庭向きの犬である。この犬種にはイエロー・ブラック・チョコレートの3種の毛色がある。



読後の感想:
……コーギーいない。別に人気犬種だから飼っているわけじゃなくて、好きだから飼っているからいいけれど、やっぱり寂しい。

※当記事は2008年のベスト10ですが、2010年の順位もあまり変化がないようだし、写真が綺麗なので掲載しました。2010年の人気犬種は以下の通りです。↓