2011年6月23日木曜日

ウェールズ王族とコーギーが暮らした王宮クランノグ

前回の記事“王宮跡からコーギーの骨。ウェールズ王族が愛した犬”の中に登場する、ウェールズの情報について少し解説。
この記事を訳している時、わけのわからない固有名詞がかなり出てきた。いつもなら固有名詞にはこだわらずに適当に処理してしまう。でも今回の記事の固有名詞は個人的に興味があって少し調べてみたので、その結果をご紹介。


クランノグ: 
古代ウェールズの住居だったクランノグ(人工の島)について。クランノグとは、スコットランドやアイルランドで湖水の上に建てられた古代住居のこと。ランゴース・クランノグは、ウェールズで発見された唯一のクランノグ。


こういう住居に古代ウェールズ王族とコーギーのご先祖たちが暮らしていたという。

なんだかガリア戦士っぽいお父さん。是非、斧と盾を装備して欲しい。


ランゴース: 
上記クランノグがあった湖がランゴース。ランゴース湖は南ウェールズ最大の湖。


ウェールズ、ランゴース湖の佇まい。


カーディフ:
ウェールズの古代王宮跡で発掘されたコーギー(タイプ)の犬の骨を調査したカーディフ大学の所在地。カーディフはウェールズの首都で最大の都市。





アングロサクソン・クロニクル:
古英語(こえいご)で書かれたアングロサクソン族の年代記。

昔読んだVOAの記事によると、古英語は現代英語とは違うので専門家にしか読めないという。英語が現在のものに近くなるのは16世紀シェイクスピアの頃かららしい。


参考サイト: 
ウェルシュ・クランノグセンター http://www.llangorselake.co.uk/crannog.html