Mike Tyson loves his pet pigeons
Last updated 14:11 31/05/2011
ペットの鳩は彼の“兄弟や姉妹”のようなものだと、マイク・タイソンは話す。
現在、彼の新しい映画“ハングオーバー2”のプロモーション中である引退したボクシングのチャンピオンは、羽が生えたペットたちへの愛を吐露し、彼らを家族だと話した。
ブラッドリー・クーパーさんとエド・ヘルムズさんとともに連作に出演しているマイクさんは、引退後の静かな生活について語った。
「ここにいる鳥たちは私が14歳のときから飼っている」と、彼はCBSニュースに語った。「こいつらは私の兄弟姉妹で友達なのさ。なぜって、こいつらは金を無心したりしないし、出し抜くようなことも何もしない、そして決して私を傷つけようなんて考えないからな」
全盛期には4億ドル(322億円ほど)を稼いだと言われているタイソンさんは、今思えばボクシングでの成功は彼には何の意味もないことだと話した。
婦女暴行で3年間服役(彼は常にこの容疑を否認している)し、試合中に対戦相手のイベンダー・ホリフィールドさんの耳の一部を噛みちぎるなど物議をかもした元ヘビー級選手は、今は家族が全てだと話す。
「私はゴミのために血を流したのさ。ほんの子供のころには多くの意味があった。だが、やがて優先事項の変化に気づくものさ。そして自分の子供の幸せを願い、上手くやって欲しいと願う。そんなものに幸福を感じるようになるんだ」
「つまらんものさ。本当につまらんものだよ……」
読後の感想:
強面の代名詞のような元ヘビー級世界王者タイソンさんの、心の奥底を垣間見たような記事だった。確かに人間って、年齢を重ねるうちに価値観が変化していくものだということは自分にも経験があるので、彼の言いたいことは私にもわかるような気がする。
人の心の深淵は、その人自身にしかわからないものだから……。