2011年4月27日水曜日

環境省と米国の農務省の代表などが来月、避難区域の動物救助計画に関する会議を開催(catchannel記事和訳)

Helping Dogs and Cats Contaminated by Radiation
A summit in Japan will focus on helping dogs and cats affected by radiation leaks.
Posted: April 26, 2011, 3 a.m. EDT

 IFAW(国際動物福祉基金)が5月2~3日に、放射能汚染された犬猫の救済と監視計画、避難と治療措置を進展させるための会議を日本で開催する予定だ。

会議のテーマは、被曝、犬猫の生理学・行動・救助・避難方法・除染・保護、野生動物の収容とリハビリ、そしてこれらを行う人間の安全に関する項目を含むだろう。

この会議は、福島第1原子力発電所を破壊した3月11日の地震とそれに引き続く津波を受けて開催されるものである。原発周辺で放射能が発見されて以来、日本政府はこの地域内の住民に強制的な避難を布告した。

こうして、家畜や馬、そして飼い猫や犬を含む多くの動物が取り残されたのだと、IFAWのデック・グリーン部長は述べた。

アメリカでの調査では、犬猫たちを救出するために、30パーセントの避難民が災害区域に再侵入を試みるだろうとIFAWは述べた。

犬猫たちを救出するために、30パーセントの避難民が災害区域に再侵入を試みる。


「安全に除染可能なこういった動物たちを避難区域から救出して飼い主の元へ返すことで、命の危険を冒して避難区域に侵入を試みる大勢の人々を思いとどまらせるだろう」と、グリーンさんは語った。

IFAWによると、このような助言がなされている一方、即時の動物救済計画が日本政府に推奨されている。(この計画とは)、避難区域内に飼養所の設置、獣医師団への除染法の教授、集結地点での輸送装備の配置、そして避難動物の殺到に備えた動物保護施設の準備などである。

この会議の委員会は、日本の環境省とアメリカの農務省の代表、APHIS動物保護・野生生物業務、アメリカ軍衛生部隊、獣医師と毒物学の専門家、学士院会員とIFAWを含む。

 外国人のコメント:
「動物たちがみんな救助されて欲しい」

「私だったら、絶対に自分の動物のために戻るぞ!」

「こういうことを話し合う会議が持たれて何よりだ」

「もし自分のペットを残していくことを強いられたら、私は引き返す30%のひとりだろうな」

読後の感想:
IFAWって初耳だったので調べてみた。代表者の経歴とか読んでみたら、ひとかどの人たちが運営している団体みたいだし歴史もあるようでひと安心。この団体、アザラシ猟に反対しているようだけれど、以前私はYou Tubeでアザラシ猟の動画を見たとき、そのあまりの酷さに泣いたことがある。
日本政府は外部から、特に西洋主要国(と言うかアメリカ)にプツシュされないと重い腰を上げない体質だから、どんどん押して動物福祉発展途上な日本を動かして欲しい。