(Daily Mail記事翻訳)
私たちがはじめてジョージ(私たちの愛すべきグレート・デーン)を見たとき、彼はすくみあがったちっぽけな毛玉にすぎなかった。だから私たちは、彼が体高4フィート(約1.2m)、体長7フィート(約2.1m)、体重約18ストーン(約114kg)の世界一大きな犬に成長するとは夢にも思わなかった。
※ストーンは特に体重を表す単位で、現在はイギリスでのみ使用されている。
献身的な飼い主のデイブ・ナッサーと世界一大きな犬、グレート・デーンのジョージ。
地元の公園の子犬用ドッグランで私たちは、ジョージが子犬を傷つけるのではないかと危惧する他の飼い主たちから嫌われた。だが実際はその反対だった。
ジョージよりも小さい犬が彼の周りや体の下に入り込むと、彼はいつも明らかに不安を感じ苛立ち、彼らを避けていた。そして私たちは、ジョージが大きな体の気弱な犬だと理解するようになったのだ。
鼻先から尻尾まで7フィート、体重18ストーンのジョージ。
ジョージの巨大な足がデイブの手を小さく見せている。
彼の性質は成長とともによりすばらしくなった。オスのグレート・デーンはたいがい体重9~11ストーンだが、2007年のクリスマスまでにジョージの体重は一般的な成人男性よりも重い15ストーン(約95kg)になった。
2008年のクリスマスまでに、私たちの巨大な愛犬は18ストーンだった。彼はギネスブックに立候補できるかもしれないと友達は言うけれど、私は今他に考えるべき事柄があるのだ。というのは、妻が再び妊娠していることがわかったからだ。
世界一大きな犬、グレート・デーンのジョージとナッサー家の娘のアナベルさん。
飼い主のSUVの後部座席に辛うじて納まっている偉丈夫(いじょうふ)ジョージ。
読後の感想:
一見威圧的に見える大型犬。でも、実は穏やかなコが多いということは経験的に知っている。
ウチのメスコーギーは大きなわんこが大好きで、彼らに遊んでもらうとすごく楽しそう。一方オスコーギーのほうは……その様子を小心翼翼として遠巻きに見ているだけだったりする。大型犬の威風堂々とした姿に圧倒されているという他にも、多分彼なりにイロイロ思うところがあるのだと思う。例えば、自分と彼らの脚の長さとか脚の長さとか脚の長さのあまりの違いにコンプレックスを感じているとか……。
英文記事:
George the Great Dane
By DAVE NASSER Last updated at 12:37 AM on 23rd July 2011