2011年7月11日月曜日

バービーの愛犬、食べてフンをするラブラドール人形

Smartdogs記事翻訳)


バービーの愛犬は、タナーという名前の一般的な容貌のラブラドール・レトリーバーだ。バービーはこの犬にドッグビスケットの餌を与えることができる。そして、食べさせたものが犬のお尻からフンとして出てくるのだ。

タナーが食糞してしまう前に、バービーは犬が出したものをプーパースクーパー(犬のフンをかたづける道具)で始末しなければならない。どうだろう、まるで本当の犬の飼い主みたいではないか!

バービー人形とラブラドール人形の教育的(?)おもちゃセット。
バービーが持っているのがプーパースクーパー。

読後の感想
子供の頃私は、和製バービーともいえるリカちゃん人形が大好きだった。人形の服や靴をはじめ、白いグランドピアノ、カップボード、ベッド、そして人形の家や店などを母がたくさん買ってくれた。当時でも、実に様々な人形や関連商品が発売されていたけれど、さすがに“ウンチをする愛犬”という商品はなかったなぁ。

You Tubeで、このラブラドール人形の“食べ方と出し方”の映像が視聴できます。
英文記事: Pooper Scooper Barbie This just in from Terrierman’s excellent blog:



Comicsbeat記事翻訳)

このバービー人形にはタナーという名前のラブラドール犬がついてくる。タナーはフンをするんだ! 実際、バービーは犬にフンを食べさせるんだから、下からすぐに出てきても不思議じゃない(※バービーが食べさせるビスケットは、そのままの形で犬のお尻から出てくる。つまり、犬の口から入れた小さな茶色い物体が、犬の人形の体の中を通ってお尻に開けられた穴から出てくる仕組み)。

バービーの愛犬タナー。このラブラドール人形の尻尾を押すとフンが……。

ちょっと待て、もっとあるぞ! 猫好きのために、バービー・テレサ人形がある。だが残念なことに、この人形セットには“おもちゃのフン”はついていない。

 バービー・テレサ人形とペットの猫人形。

英文記事:
http://www.comicsbeat.com/2006/09/26/dont-eat-the-brown-tic-tacs/

2011年7月9日土曜日

オーストラリア男性、ゴールデン・レトリーバーと結婚

Telegraph記事翻訳)


オーストラリア人男性が、愛犬のゴールデン・レトリーバーのハニーと“結婚”した。

ジョー・グイソさん(20歳)は、彼のペット(5歳)とクイーンズランドで結婚式を行った。

「これは私の友達と私たち夫婦だけの集まりです」と彼は話した。「とても素晴らしい式でした。私たちはみな正装で出席したのです」

花婿のグイソさんは犬の花嫁を愛しているが、その愛は純愛だと話す。


だが実際、人間は犬とは結婚できない。

グイソさんは犬を愛しているが、その愛は“プラトニック”なものなのだという。そして普通ではないこの結婚に、他の人たちが嫌な思いをしないことを望んでいるという。

しかし彼は、彼ら新婚カップルの未来がすべて順調ではないだろうということを認めた。

「ハニーは世間の注目を浴びて少し怒っているのだと思います。彼女は私を無視しているんですよ……」と彼は語った。


読後の感想:
“人畜共通感染症にお気をつけあそばせ“、などとヤボなコトは言わないでおこう。2人の間には愛があるのだろうから、もしどちらかが病気になっても一緒に乗り越えていくハズ。
それにしても、“花嫁さん”が若干嫌がっているご様子なのが気になるような……。

英文記事: Australian man marries pet dog Honey 1:05PM GMT 03 Dec 2010

2011年7月8日金曜日

犬には“罪”という感情があるのか? 犬の謎を大解剖

(Global Animal記事翻訳)

人間の1年は犬のおよそ7年間に相当する。ゆえに、表面上犬は人間よりも早く成長するだろう。しかし一般的に、人間の最高の相棒は10代の感情と2歳児の知能に成長する。その結果、私たちの友達は、残念ながら私たちのことを全て理解することはできないのだ。だが親と子のように、これらの限界が犬と私たちの間にある愛を妨げることはない。

犬は人間と繋がりたいと切望していて、私たちが“犬は人間の友”だと呼ぶ所以(ゆえん)の忠誠心を示すのだ。見知らぬ者や肉食獣が近づいたときに吠えるというような犬の特性を選択しながら、そして、人間への犬の共感を教化しながら、人間は14,000年の間犬を繁殖してきた。

犬は人間の2歳児の知能を持ち、10代の精神年齢を持つという

犬は十分な視力を持っている。そして彼らの世界は匂いの世界だ。犬の嗅覚は私たちとは異なる。彼らは225万の受容体がある鼻を持っていて、これは人間の約50倍だ。例えば、あなたがキッチンに入ってチリの匂いがするとしよう。部屋に入って来た犬は、豆・こしょう・トマト・玉ネギ・牛肉というように、料理の材料ひとつひとつの匂いがわかるのだ。犬の濡れた鼻には理由がある。犬が匂いを嗅ぐ必要のあるものは、濡れた鼻により吸着するのだ。

平均的な犬はおよそ165の言葉を理解し、人間の2歳児の賢さを持つが感情的には10代なのだ。犬は、どの犬がどの犬と一緒に眠っているとか、どの犬が頭角を表しているかといった、群れの中の関係に鋭く気がついている。

犬が新しい白いカーペットに泥の跡をつけたり、人が見ていない間に食べ物を貪ったりしたとき、あなたは犬が反省しているように考えるかもしれなが、本当だろうか? 犬はあなたの怒りと怒声を恐れているのだ。“罪”というものは私たちが4歳ごろに学ぶ人間の感情だが、犬は“罪”というものを知らないのだ。

どの犬種が最もその賢さを示すのだろうか? 最も利口な犬種はハーディング、ワーキング、そしてレトリービング種の犬だ。これらは人間が生み出した最も新しい犬種である。ハウンドは最も知性が低い犬種だ。しかしながら、ミックス犬は純血犬よりも知性が高いようである。


犬の知性や感情、内面について書かれた本。

だが、犬種の相対的な知性であなたの犬の選択を決めないように。人間の個性に、より調和するタイプの犬がいるのだ。例えば自己主張の強い人たちはテリア選び、人づきあいの良い人たちはラブラドールやレトリーバーといったスポーティングドッグを喜ぶものだ。

犬は自分の名前や他の言葉も覚えられるが、多くの犬は自分の名前を“no(ダメ)”という意味だと思っている。これは効果的な訓練が足りないことを示している。ご褒美は懲罰よりも上手くいく傾向があるのだ。これは、犬が繰り返しの経験と関連づけによって学ぶからだ。彼らは、不必要なふるまいをさせないための懲罰による訓練の結果生じる、ネガティブな感情に関連するすべてのことを恐れるのだ。対照的に、ポジティブな感情とご褒美によって促進されたふるまいを関連づけることを学ぶだろう。

なぜなら犬は2歳児のレベルで生きているから──人間にとってとても愛しい年齢だ──人間はまるで犬が幼児であるかのように話しかける。これが、私たちが犬と強い絆を形成するひとつの理由なのかもしれない。私たちは彼らに依存し、彼らも私たちに依存しているのである。


”犬にとって世界がどのように見えているか、なぜ犬はあのように行動するのか”
そんなことについて書かれた本。


読後の感想:
これから犬を飼おうと考えておられる方々、当記事にもあるように“賢い賢くない”という基準で犬を選択なさらないように。利口と言われている犬種でも飼い主の躾がアレならそれなりになるだろうし、あまり利口ではないと言われる犬種でも、飼い主がしっかり躾れば良い相棒になるはずなので。要は飼い主しだい……などと偉そうに言いつつ、自分の胸に手を当てて自省してみたり。
それにしても、私が本気でキレたときにウチのコーギー連中が、震えながらカーテンの後ろに隠れたり部屋の隅で小さくなったりするのは、別に“罪“を感じて反省しているわけではなくて、ただ私の怒りを恐れているだけだったのか……。

英文記事: Dogs: Moody As Teenagers, Smart As Two-Year Olds